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映画「容疑者Xの献身」石神哲哉の仕事「教師」について考えてみた。



こんにちは。コンサルタントの土田有人(ありと)です。

今回も転職エージェントの仕事にちなんだ、
映画の登場人物の仕事について考えてみます。
浅いつぶやき感想もちょこっとだけ。

緻密なアリバイ工作。
後付けでこんなにも筋が通っている内容に変えれるものなのか。
そこまで考え抜いてしまう、容疑者の献身に恐ろしささえ感じてしまいます。
更に福山雅治演じる湯川と堤真一演じる石神の関係性から、
湯川の嘘であってほしいという思いと、
湯川の科学者としての興味と
真実を明らかにしたいという思いが交錯する感じは、
息苦しさを感じてしまいました。

そんな作品ですが、今回は堤真一演じる石神哲哉の仕事、
教師について考えてみました。

厚生労働省のサイトでは、教師は字のごとく、
教え、児童を指導する。
と書いてあります。
「職業情報提供サイト(日本版O-NET)(愛称:job tag(じょぶたぐ))https://shigoto.mhlw.go.jp/User/about

現代の教育には、教えるという概念は正しいのかと僕は思います。
昨今は子供たちと向き合うだけではなく、
いじめ、コンプライアンス、ネットリテラシーと、
教師も様々な問題にも立ち向かっていかなければいけないと感じます。
その中で、ただ何かを教え、成績や人間性が伸びればいい
というものではなくなっている気がします。
安心安全に過ごす中で、いかに問題を起こさないようにするか。
教師の中には、問題が起きてしまうことに敏感になってしまい、
新たな試みがしにくい状態の方もいるのではないでしょうか。
そんな気がします。

石神は、厳密には高校の数学の教師で、
理系の方は物事を論理的に考える、なんてことがよく言われたりします。
ゴールから逆算するなど、
考え方から学べる機会はあるのは、思考を凝らすきっかけになりそうですね。
これはすごくいいことだと思っています。

数年前から、教育現場にもコーチングを。
と謳われるようになっています。
教えるという概念ではなく、
相手の可能性を引き出すコーチングが教育現場にも活かせるというものです。

すでにいろんな方が取り組まれているようですが、
僕としてももっと認知されてもいいのではと思っています。
子供の可能性を最大限引き出せる学校生活になればと願っています。


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